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2011年 10月 25日
日本中の研究者は、今、科研費申請シーズンが終わったところである。
締め切り前に、バタバタ考えても、なかなかいいアイディアが浮かばなかったり、準備不足は否めない。そもそも、研究費、”すでに予備的な結果を得ている”と書けたものは、強い。 となると、来年の申請を目指し、毎日、こつこつ計画を練るに、しくはなし。 研究アイディアこそ科学者の生命線だしね。 2011年 10月 22日
研究者って職業、英語能力いくら高くてもいい。
私は残念ながら留学する機会に恵まれなかったので、どうしてもそのあたりで差が出てしまう。結局、一日のうちで、英語を読む、聞く、話す量をどのくらい増やすかが問題だ。 実際、いろいろ気を使っている。週一のレッスンは、なるべく出るようにしているし。朝の論文読みは朗読だ(アクセントや発音をきちんと体にしみこませるために)。帰宅後のニュースも英語、ないしは英語の多いもの(つまりBS)を聴いている。最近は、その日であった知らない単語をメモり、10個以上でその日のポイントとしている。 でも、足りない。 ジョギング時は危ないし、鳥のさえずりなどを聴きたいので、耳をふさがない。残りは、通勤時のカーステだ。 音楽好きだし、左脳を使うことばかりの現代社会で、右脳を活性化する数少ない機会だが、致し方なしか。 そこで考えた。1.英語CDマニアになる。2.ひたすらシャドウイングをする。3.行き帰り、1曲は音楽を聴く。 さっそくやってみた。3を残すことで、逆にやる気が起きるかな?また、単に聞くより、シャドウイングは効果があるように思う。 2011年 10月 22日
研究会やゼミでの話である。
この商売、長いと、研究会やゼミでの話、すぐ、”ああ、だいたい、こんな話ね”とすぐ思ってしまい、別のこと考えてしまう。直前に忙しく、頭のモードが切り替わっていないときはなおさらだ。 また、近年はだいたいパワポによるプレゼンで、切り替わりが早い。話の要点をノートにとろうとしても追いつかない。 そこで、ノートをあとから見直して、それ自体を直接そのまま有効利用することをあきらめる。その変わり、以下の要領で機械的にメモをとることにより、人の話を強制的に聞くよう自分を仕向ける。 1.スライドの上から眺めていき、知らない単語をメモする。 2.知らない単語がない場合は、重要な単語をメモする。 3.そのスライドで演者が長くしゃべっている場合は、知らない単語や印象に残る単語をメモする。 さっそく、実践してみた。なかなかいいぞ。 知らない単語がノートに残るので、それ自体、決して有用でないことはない。人の話って、自分が知らないことを知るために聴くんだからね。 2011年 07月 05日
OpenCVがインストールされていないPCで、自作プログラムを実行したい場合は、C:\Program Files\OpenCV\binフォルダのすべてのdllを実行ファイル(と画像ファイル)と同じフォルダにコピーしておけばよいらしい。さっそく試してみる。
う~ん、わたしの64ビットWindows7でも、その中のXP仮想マシンの中でもうまくいかない。う~む。では、実際に使用しようと思っている32ビットXPマシンではどうだろう。ああ、そっちはOKそうだ。ま、いちおう、よかった、ってことにするか。 2009年 01月 11日
HNKスペシャル「女と男」第一回を見た。
この世の中、何とか家庭や夫婦を維持せねばならない、社会的圧力が高まっている。 カミさんとも、なんとか連れ添ったほうが、研究生活上もいいだろう。 そのための方法論を模索しているが、この番組はなかなかだ。 そもそもうまくいかない夫婦の会話パタンは、批判→防御→見下し、ってパタンらしい。 ウチはその典型だね。その挙句、クリティカルになると、夫のほうが会話を打ち切る。 それも、ウチのパタン。最後には、コミュニケーションを避けるようになる。 それも、ウチのパタン。妻を分析してもよくないようだ。それも、ウチのパタン。 ま、基本的に打つ手はないと思うが、何とか、連れ添うだけの技術はあるにしくはなし。 この番組では、”夫が妻に質問すること”を薦めていた。 そうすることで、妻は自分に関心をもたれていると思うらしい。 ま、これなら出来るかな。 そして特に、”夢や人生で成し遂げたいこと”を質問し、理解しあうことがいいようだ。 ウチの夫婦には、最後の質問は、地雷の可能性がある。 純粋にそう質問したとしても、家内が自分への非難と取る可能性があるからだ。 つまり、”お前に理想や成し遂げたいことなんてないだろ”って 言われているように受け止める可能性があるのだ。 番組では、男が変わる必要がある、って言っていた。 もちろん、女が変わるはずがないから、男が変わるしかないがね。 2008年 12月 11日
論文を読むことは、科学者にとって重要な作業の一つである。読まねばならないものは多いし、セミナーなどもある。しかしながら、それに時間をとられすぎるのも考え物である。となると、いかに効率を上げるかを考えなければならない。ここでは、個々の論文の読み方ではなく、もっと中・長期的な読み方について考えてみたい。
セミナーなどの準備が、日々の研究作業に支障をきたさないためには、よほど前もってとりかかる必要がある。また、セミナーで紹介する論文は、可能な限りクオリティの高いものであるのがいいし、また、精読する労力をかけるからには、意義深い論文を選びたいものである。 そもそも論文は何のために読むのか。最新のトピックに触れるということもあろう。しかし、そのようなつまみ食い的なことをやる時間的余裕は残念ながらない。定期的に雑誌をチェックしたり、学会などで話をきいたり、人のセミナーをきいたりで補うしかなかろう。自分が読む論文は、あくまで、論文書きのためのまとまったレビューであるのが効率がよい。さらには、その先を見据え、レビューや本を執筆することも念頭に置きたい。今回、特に、年に1回、レビューを書く、ということを念頭においた、論文読みのマクロ戦略というものを考えてみる。 レビューは、せめて100本くらいの文献は引用したい。その中身は、起承転結や、序破急を考えると、主に3~4個のサブトピックに分かれよう。セミナー時には、そのサブトピックについてまとめるくらいのつもりで読む。しかしながら、年間、100本もの論文を精読するのは困難である。セミナーで紹介できる程度の精読は、論文の長さにもよるが、月に1本程度だろう。その1本は、レビューの中では、図を引用したりして、1パラグラフくらい使うかもしれない。だから、論文紹介用のレジュメを作るとするならば、著者のサマリーとは別個に、レビューにすぐ使えるような主観的なまとめのパラグラフを、レジュメの最後にでもつけるといいかもしれない。 レビューで引用するそれ以外の論文は、どれも一言引用である。これについては、pdfファイルの特性を利用して、他の論文でどのように位置づけされているかを確認しながら、取捨選択し、コロキウム的なレジュメを作るならば、その中で一言で記述しておけばよい。 いずれにせよ、以下の作業ということになろう。 1.レビューの骨子を作る。 2.そのための文献検索を行い、主要な論文をピックアップする(論文リスト)。 3.論文リストから、素読論文を選ぶ。新しい論文が引用されているので、なるべく新しいものを選ぶ。 4.素読論文の要旨、イントロ、メインな結果を読む。 5.レビューレジュメに、その論文の結果や、イントロで引用されていた論文を書く。レビューパワポスライドに主要な結果の図などを張り付ける。 6.さらに精読する必要のある論文ならば、精読する。その際、セミナーで使用可能なレジュメやスライドを準備するとベター。また、精読論文のレジュメには、主観的サマリーをつけたほうがよい。 7.レビュー全体の骨子が変化するかどうかを考え、変化するならレビュー骨子に修正を加える。 8.2~7を繰り返し、レビュー全体を仕上げる。 このくらい体系だててやらないと、結局は効率があがらないよな。 2008年 12月 01日
パスポートや着替えといった当たり前のもののほかに・・・
変圧器(ただしACアダプタが電圧の違いに対応できるものならばもって行かなくてもいいかも) 寝巻き(日本のホテルと違い、おいてない) 歯磨き(上と同じ) 緑茶(最近、コーヒーがお腹に来るので) カロリーメイト(コンパクトな朝食や夜食) 靴(当たり前だが。ネクタイ締めてもおかしくないけど、踵つぶしても大丈夫なタイプがいいかな。ホテルや飛行機の中でスリッパ的に使えるから) ゴシゴシタオル(ま、これは個人的な趣味か) 小さな目覚まし(目覚ましのない部屋もあるから。ま、モーニングコール頼めばいいだけだけど) 名刺や主要な論文のコピーも持っておいたほうがいいかも。どこで誰に会うかわからないから。 2008年 11月 12日
アスペルガー症候群の子は大変である。
1.絶対に叱ってはならない。常に、肯定してあげなければならない。相手がどんなに間違っていても。こちらの筋の通った話が通じなくても。 2.迷惑をかけていても悪いと思わない(そもそも迷惑をかけているとは思っていない)。面倒を見てもらっても当然のように思っている。神様に、無償の愛を試されているのだ、くらいの気持ちでやる。 3.冗談や茶化しは通じないし、危険。全く、悪意がない言葉にも、地雷が埋まっている。 4.仕事の話は、きちんと日時を決めて、する。その日の話の最後に、次のスケジュールを確定する。その繰り返しを厳守する。ま、これは、コーチングの鉄則ではあったのだが。 5.トップダウン的に話さない。まずは、相手の話に耳をすます。まずは、本人の思いや疑問に添ってみる。これは、1に近いが、あくせくしていると、ついつい面倒で、やってしまう。 これらを、機械のように守らねば、付き合えない。 でも、これって、全ての学生との対応にも通ずるところがあると思う。 2008年 11月 11日
岡本浩一著「ナンバー2が会社をダメにする(PHP新書)」を読んだ。
ナンバー2が会社をダメにする (PHP新書 547) (PHP新書 547)岡本 浩一 / / PHP研究所 ISBN : 4569702228 スコア選択: 現在、私は、研究室で、ナンバー2の一人だし、将来、自分のラボを持ったとしたら、ナンバー2を必要とするだろう。 昨今、組織の不祥事が多いが、それにはトップだけでなく、ナンバー2の責任も大きいと本書では述べる。 著者は、組織的な不正は、組織の権威主義的な体質に起因する。権威主義的な体質の程度は、属人主義の指標で測ることができる。属人主義とは、物事を、各事を吟味することにより判断するのではなく、その物事を起こしたり提案したりした人物によって判断することを言う、と述べる。 さらに、不正は、個人の不正と組織としての不正に分けられるが、前者は規則やマニュアルの整備で防げるが、後者を防ぐことはできず、権威主義・属人主義を解消するように努めるしかなない、と続ける。 そもそも、権威主義・属人主義が助長されるのは、社会や組織に余裕がない時に顕著である(典型的なのはナチスドイツや軍国主義)。だから、研究費や業績の点で、余裕を持つ、余裕が持てるような研究運営、研究設定に努めねばなるまい。 ナンバー2がイエスマンであるというのは、権威主義の典型的な現われで、危ない。これを助長しないためには、もうトップがひたすらに人間を磨くしかないような気がするが、現実的には、私の実体験も含め、ナンバー2が、トップと独立性を保てるように、もっと、端的に言うと、トップと決定的に対立した場合に出て行けるようにしてあげておかねばならない。具体的には、 1.博士号は当然、持っていなければならない。これすらないと、全く身動きできない。 2.研究費を自力で取るように促す。現実的には、金銭的な自立性がないと、自分の思い通りにはできない。 3.トップの感知しないプロジェクトを持たす。この点がないと、世間からは、トップに使われているだけの存在と見られる。そのための、場所は施設が持てるように支援する。「あなたは、これこれの研究のために雇ったのだから、それ以外はだめ」と言っていると、結局、ナンバー2が自立した研究者になれず、結局は、つけは、トップにめぐってくるのである。 4.論文の弾数が増えるよう、支援する。結局、これがないと、研究費もとれないし、プロモーションもない。よい批判であっても、論文書きにブレーキをかけるようではだめである。 2008年 10月 31日
結論から言おう。歳をとった研究者が社会的価値を持ちつづけたいならば、後進のためにその身をなげうたねばならない、ということ。
そもそも高齢者に社会的責任はない。後は死ぬだけだから。 停年後も高い知的意欲を持ち続けることができることは、尊敬に値しないわけではないが、自らの自己満足でもある。自己を満足させるために、後進の邪魔をしてはならない。ましてや、自らが年長の者であったり、職権が高いといったことを示したいだけのために、後進の妨げをするなぞ、言語道断である。 自らの経験を何とか役立ててほしい、いや、その前提として、後進のために身を削りたいという真摯な態度のみが、高齢者の社会的意義である。 わたくしは、社会に必要とされ続けたい。ならば、そういう高齢者にならねば。
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